もう「56年」ですね。一緒に歩いた人生と呼ぶ旅路同じ船に乗り、二人三脚。

多くの方にマスターと呼ばれ、いつしか私もそう呼びながら小さな喫茶店には笑顔があふれていましたね。

子供たちを育て上げ「じーじ」と呼ばれるようになり時に荒波に襲われた日もあったけど、

私の隣にはいつも優しいあなたの姿がありました。

暗くなるまで野菜作り。ご近所さんに「もう暗いから危ない」言われても 

娘にリクエストされた(さつまいも)おいしいとほめられて喜ばれること。その一瞬に深い意味があったね。
そう、私たちはいつも一緒でした山に登って バス旅行にでかけ 笑いあった日々。

歩幅をあわせ足を止めてはきれいな夕日に笑いあった思い出はいつまでも心の空に輝きます。
孫に会えた!うれしくて会いたくてテレビの前で2人一緒に並ぶ後ろ姿。

すぐそこにあった幸せを 今、痛いほどかみしめています。

口数は少ないけど優しいじーじがみんな大好きでした。
畑の土を少しずつ耕し始めました。寂しくなったら、野菜作りにせいをだし頑張るね。 ねぇマスター後のことはまかせてね